2012年 11月 17日
佐藤潤四郎 |

潤四郎先生は私が最も敬愛するガラス作家で、その作品はふだんなかなか眼にすることがありません。ガラスの製造現場と職人を愛し、素材と加工を知り尽くした上で、おおらかで優しいガラス器を作られました。簡単に経歴を記しておきます。
1907 郡山生まれ
1934 東京美術学校 金工科鍛金部卒業
1936 各務クリスタル製作所に入社
1972 各務クリスタル製作所を退社
1973 日本陶器(ノリタケ)顧問
1975 ガラス工芸学会初代委員長
1981 東京ガラス工芸研究所創設に参加
1988 逝去

潤四郎先生はガラス製造現場の絵やスケッチと、数え切れないくらい多くの「ガラスの神様」の絵を残されています。これはそのひとつです。
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by glashutte-ginza
| 2012-11-17 18:59
| 人物